市販の総合感冒薬は眠気に注意

地元鎌倉出身のさかい内科・胃腸科クリニックは、鼻からする経鼻胃カメラや大腸カメラの内視鏡検査が行える内科・消化器科の診療所です

更新日 2009-01-01 | 作成日 2007-10-24  

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市販の総合感冒薬は眠気に注意

2008年04月08日

風邪気味かなと思っても忙しくなかなか時間が取れず、医者には相談せず市販薬ですませる人も多いのではと思います。そこで市販の総合感冒薬を飲むときに気をつけなければいけないが眠気です。

花粉症などでも使われる鼻の症状を抑える抗ヒスタミン薬は以前は眠気がでるのは当然と思われていました。しかし、最近では第2世代と呼ばれる薬が中心となり、飲んでいる方は分かると思いますが眠気が少ない物も多くなってきました。

抗ヒスタミン作用は鼻の粘膜に作用することで、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を抑えることができます。この抗ヒスタミン作用を持つ成分は市販の多くの感冒薬に使われています。ただ、市販薬の中には古いタイプの抗ヒスタミン薬であるd-マレイン酸クロルフェニラミンなどが成分として使われていることがあります。これらの成分は、鼻だけでなく脳内でも薬が作用してしまいます。

その結果、眠気などの自覚症状が強く出てしまい作業効率の低下、集中力や判断力も大きく低下してしまいます。また、こうした眠気は本人に気付きにくいのがやっかいなのです。以前、高速バスの運転手が風邪薬を飲み運転中に居眠りをして事故を起こしかけたニュースを覚えている方もいるかもしれません。

古いタイプの抗ヒスタミン薬は飲酒運転と同じかそれ以上の反応遅延を生じることも明らかになっており、市販の風邪薬を飲みながら仕事をという方は要注意である。

今は脳への作用が少ないタイプの抗ヒスタミン薬を含んだ薬剤もあり薬剤師に相談すると良いでしょう。また、風邪で医師に診てもらう時も必要があれば「なるべく眠気の少ない薬で」と言うようにしましょう。

ただ、薬は風邪を治すわけでなく症状を抑えるだけなので、早く治すためにも眠気が出るくらいの薬を飲んで、よく寝て休んだ方がよいと思うのですがいかがでしょうか。